汚部屋からの脱出③
前回出した写真と
今回の写真はいずれも
私が小学生のころの写真です
この頃は物で溢れかえっています
理由は【親の離婚】です。
父親に引き取られた私は
物がない生活から一転して
物に溢れた生活を送るようになりました
それは親が離婚し
父方の母
私からみておばあちゃんが家にくるようになったからです
おばあちゃんは私が可哀想と
何でも買い与えてくれました
おばあちゃんはいくつか物件を持っていて
家賃収入があったり
さらに年金とおじいちゃんの退職金もとても多かったので
お金には困っていることは無かったのだと思います
私も今まで「だめ！」と言われて買ってもらえなかった物が
「何でも買っていいからね。」になったことで
一気に物が加速して増えていきました
勉強をする時は
机の上の物を
一旦ビニール袋に全て詰め込んで
押し入れに隠します
また常時ベッドの上には物があり
寝るときはどかして寝ます
左手前には本棚があり
本だけではなく
たくさんの物が挟まるように詰め込まれ
タンスの上ももちろん物、もの、モノ。。
今思えばめちゃくちゃな部屋です
バドミントンなんて年に何回かしかやらないのに、一番手前に置いてあるし
壁には小さくて時間が読めない時計がぶら下がっています
でもそのときはどれも
【捨てる】
ということは出来ませんでした
本当に捨てられたのは
鼻をかんだちり紙くらい
どこかに行けば必ずお土産を自分用に買い
レシートは【思い出】として取って置き
切符までも駅員さんに言って持ち帰りました
それでも親は何も言いません
だって父親も物が多いのが普通でしたし
おばあちゃんも物が多いのが普通でしたから
なので１度も
「片付けなさい！」と言われずに
中学、高校、大学、と進んでいきました
自分の子は
汚部屋人間にしたくないので
↓がんばります
