ご相談④
コロナで私たちの生活は一変しました
私は日々テレビにくぎ付けになり
いつコロナになってしまうのだろうかと
毎日不安に襲われていました
どんどん医療用のマスク、手袋、ガウンなども無くなっていき
院長は「このまま在庫が尽きたら閉院します」と言いました
マスクなどは使いまわさない方針の院長でした
私よりもコロナを怖がっていた先輩(A)は
「給料が出なくてもいいから休みたい」と
私に相談してきました
Aは72歳。持病もある上に、通勤時間が長く感染のリスクが
他の従業員より高いと言ってきました
それを聞いた院長は
Aだけを休ませることに
のちに聞いた話ですが
給料も変わらず出していたそうです
従業員は私とBのみになりました
二人でしばらく働き始めましたが
不思議なことにBは私に優しくなり
さらにレジのお金やその他の業務も
全くミスが無くなりました
(やっぱりAがミスってたんじゃん。。)
と、思いつつ
私は何も言わず仕事をしているとAが
「最近さぁ、仕事しやすいよね?」
と話しかけてきました
自分も思っていることだったので驚いていると
「やっぱりA邪魔だよね。仕事のミス押し付けてくるし。本当に老害。このまま辞めないかな」と話しかけてきました
どうやらBもAにはかなりいい印象がないようでした
売上のすべてを奪われたり
私が入るまではいじめられていたようです
この時点でAが休んで1カ月は経っていました
その時は5月ごろ
まだ緊急事態宣言がでていたころです
Aからは何も連絡がなく
いつ戻ってくるのかも分からない状態でした
そして5月末
痺れを切らしたBがAに連絡を入れます
「そんなにコロナが怖いなら、もう仕事は辞めて引退なさったらどうですか?」と
↓
続く